7/13（金）20:50（札幌西区）→24:00（林道手前駐車場）

余別川林道手間の駐車場にて前泊（C0）単独で入渓するＫＧさんは我らより早く到着し、車中泊していた。今山行は、１日目余別川本流１２２点沢出会いまでＣ１、２日目余別ピークを踏んでエコー沢を下降し本流出会いにてＣ２、３日目下山の計画、源頭には６級のヤブ漕ぎが待っているらしい。初日は約６時間の行動予定なので、ゆくっりした出発した。エコー沢の核心を越えたところで幕営を予定しているＫＧさんは我らより1.5時間早く発ったようだ。

7/14（土）7:45（林道終点）→8:15（入渓）

林道終点にはＫＧさんの車が一台だけ停まっていた。余別はブヨが多く、しつこいイメージがあったが、気温が低いせいかまったく気にならなかった。というか午後になるまで出てこなかった。
林道終点から林道の残骸を約３０分歩いて入渓。昔はウカマンベ沢まで踏み跡らしきものがあったが、今はその手前で明確な踏み跡が沢に導く。入渓地点から数分でウカマンベ沢出会いだった。

余別川下流は、岩がヌメって歩きにくいったらありゃしない。これが妖怪ヌメヌメなるものなのか？尋常ならざるものがあった。単調な川原を１時間ほど歩くとようやく腰まで水に浸かる函らしきものが出てくる。

５１点沢出会いまでいくつかの小函を通過する。

５１点沢出会い手前の函は左岸のテラス状を行く。テラスに上がる所には太くて強いターザンロープみたいな蔦？が垂れ下がっている。

沢への降り口にはだれが設置したのかアブミが２こ残置されている。左側のアブミの最下段はさびて壊れていた。

５１点沢出会いの次に出てくる小滝。左岸から巻いた。

腰まで水に浸かりながらへつる。

左岸から流れ落ちる沢は天然シャワー。若ければ修行のために水に打たれただろうに…。yamaさんは枝沢が出てくるたびごとに水の味を確かめていた。

泳ぐにはちと寒かったが、下の廊下の醍醐味を味わうためには…。yamaさんがロープを引っ張った。

後続がロープに引かれる。

次の函は私が泳いだというかザブンと三漕ぎした。

下の廊下の核心ももう少しで終了。

と思いきや、またしても腰まで水に浸かるところが…。この頃には、皆寒くて寒くて歯をガチガチ震わせていた。ただ一人yamaさんだけが、暑い！暑い！と気合いを入れていた。

最後の淵を抜け出て、太陽に暖められた岩に抱きつき、暖を取っていた。

その後もまだまだ水に浸かります。寒い、もとい暑い！

まだまだ泳ぎます。

なかなかよい焚き火とビリーセットができました。ビリー缶の夕べ、"CAMP IN" です。

今山行の夕食は山岳グルメシリーズにする計画でしたが、秀岳荘に行ってびっくり！１個もない。製造が追いつかないとかメーカーで作れていないのではとか色んな説明がありましたが、ホントのところは分かりません。はっきりしているのは、店頭に並んでいないという事実。そういう訳で食材を持ち上げて、きちんと作ることにしました。初日のメインディッシュは特性ポトフ。なかなかよくできました。

ビリー缶の夕べ。焚き火と酒と語らいのひととき。皆何を思う…。

下の廊下に飛び込むぞ！