ニオベツ川上二股沢北西面直登沢、楽古川北東面直登沢
沢手袋新調
沢手袋新調
u25D
2006/07/01 6:03:44

アメリカ屋釣り具で手袋を新調した。沢用ではなく、釣り用手袋だが、なかなか使い勝手がよかった。700円也。

野塚岳
u25D
2006/07/01 6:11:57

朝から雨の予報だったが、気持ちのよい青空が広がっていた。前泊した翠明橋公園からは野塚岳がくっきりはっきりと見えた。

野塚岳
出発
出発
u25D
2006/07/01 6:20:28

翠明橋公園のトイ面にニオベツ川沿いに延びる林道入口がある。林道入口は施錠されていたので、すぐに歩き出す。

060701_02tokati04
u25D
2006/07/01 7:40:24


060701_02tokati04
conta740m二股
conta740m二股
u25D
2006/07/01 7:52:49


conta780m二股
u25D
2006/07/01 8:13:09


conta780m二股
上二股沢F1
上二股沢F1
u25D
2006/07/01 8:16:22

780m二股を左に入ると5mほどの小滝が現れる。右岸を巻く。特に問題なし。

上二股沢の雪渓その1
u25D
2006/07/01 8:30:47

早くも雪渓が登場。

上二股沢の雪渓その1
雪渓その2
雪渓その2
u25D
2006/07/01 8:32:58

この後どれほど多くの雪渓が現れたことか…。軽アイゼンではなくて、10本爪アイゼンが欲しいくらいだった。雪渓は940m二股まで続き、左股の10m?程度の滝の手前で切れていた。雪渓の下に下りることができたので、滝を下からのぞいて見たが、薄暗い雪渓の下から見る滝は、水量が多かったこともあり、圧倒的な迫力で威嚇するものだから、登れる気がまったくせず、雪渓の上から右岸に取り付き、そのまま滝を巻いてしまった。

060701_02tokati10
u25D
2006/07/01 8:54:32


060701_02tokati10
40m大滝
40m大滝
u25D
2006/07/01 9:17:07

スノーブリッジの奥に大滝が登場。直登できそうだったが、水量が多いのでシャワークラミング必至。夏と言うには早すぎるこの時期にシャワーはつらいな…と、巻くラインを考えたが、marbo登る気マンマン。ジャブジャブと濡れながら、ガンガン登っていく。弱気な私の思いとは対照的な積極的な攻撃だ。私も渋々続く。

滝の上
u25D
2006/07/01 9:34:36

後続の女性2名のためにロープを引っ張っていったが、30mでは足りなかった。marboのロープをつなぎ、禁じ手のロープ引き戻しを行って3番手を上げる。

滝の上
4番手の坪さん
4番手の坪さん
u25D
2006/07/01 9:37:36

全身ズブ濡れになりました。超寒かった。

雪渓その3
u25D
2006/07/01 10:09:38

conta1030m二股を右に入ると再び、雪渓登場。雪渓は源頭まで続いた。1030mより上部は急傾斜で4本爪の軽アイゼンは頼りなく怖かった。また、ズルッとくる度に2倍の力を消耗した。

雪渓その3
源頭
源頭
u25D
2006/07/01 11:12:00

雪渓が終わり、源頭の藪に突入。源頭のヤブは薄く、難なく稜線に到着。

稜線手前
u25D
2006/07/01 11:36:12

もう少しで稜線です。

稜線手前
稜線からの絵
稜線からの絵
u25D
2006/07/01 11:42:36

オムシャ側(北)に延びている稜線上に出た。

十勝岳ピーク
u25D
2006/07/01 11:53:30

稜線から約15分でピーク到着。約5時間30分の行程なので、標準的なコースタイムだろうか。

十勝岳ピーク
ピークから見るオムシャヌプリ
ピークから見るオムシャヌプリ
u25D
2006/07/01 11:57:49


楽古川(A沢)の下降
u25D
2006/07/01 13:41:38

楽古川も早々に雪渓が登場。先が思いやられる…。

楽古川(A沢)の下降
楽古川(A沢)の下降その2
楽古川(A沢)の下降その2
u25D
2006/07/01 14:16:37

いくつか滝が出てきました。!☆の沢だけあって、余裕シャクシャク片手うちわでは下降させてくれません。1度だけロープ使用。

楽古川(A沢)の下降その3
u25D
2006/07/01 14:27:27

楽古川も水量が多かった。

楽古川(A沢)の下降その3
A沢とB沢の合流点
A沢とB沢の合流点
u25D
2006/07/01 15:45:05

A沢とB沢の合流点はconta570m、ふーちゃんの記録によるとここにはテン場適地はないとのことだったので、conta484m二股まで下りる計画だったが、メンバーの疲労度等を考えると幕営を検討せざるを得なかった。

雪渓上での幕営
u25D
2006/07/01 17:07:22

神は我らを見放さなかった。二股のちょっと下左岸側に泊まってくださいとばかりに素敵な雪渓が残っていた。幕営地に決定!バイルで雪を削ってそれなりの整地ができた。

雪渓上での幕営
ビリー缶の夕べその1
ビリー缶の夕べその1
u25D
2006/07/01 17:08:17

なかなか良い焚き火ができた。早速ビリー缶を火にかける。ビリー缶の夕べ開始だ!もちろんその前に何はなくともビア冷やすことを忘れてはいけない。今回は雪渓で急速冷却だ。

ビリー缶の夕べその2
u25D
2006/07/01 18:04:11

今宵のおかずは、途中で採取してきやヒトピロ。おひたしにして食した。最高!

ビリー缶の夕べその2
ビリー缶の夕べその4
ビリー缶の夕べその4
u25D
2006/07/01 20:05:14

燃えろよ!燃えろ!かなりいい感じ。もう少しで山の歌が始まる。

楽古川楽古川北東面直登沢B沢
u25D
2006/07/02 6:24:03

B沢に入ってすぐに雪渓登場!

楽古川楽古川北東面直登沢B沢
楽古川F3
楽古川F3
u25D
2006/07/02 6:43:41

今回は、B沢に入ってすぐに出てきた雪渓の終了点に顔を出していた滝をF1(10m)とする。conta620m二股はどちらの沢も滝になっている。我らが行く左股は5mの小滝。そして次に出てきたトイ状の滝がF3、この写真の滝。左岸を巻いた。問題なし。

060701_02tokati32
u25D
2006/07/02 6:44:18


060701_02tokati32
F4の後に続いたトイ状の滝群
F4の後に続いたトイ状の滝群
u25D
2006/07/02 7:01:07

ここは右岸のテラス状を利用した気がする。

F4~F5の間
u25D
2006/07/02 7:08:50

こんな感じで小滝が連続するが、いずれの滝も特に問題なく登れる。

F4~F5の間
F5(10m)
F5(10m)
u25D
2006/07/02 7:14:12

ここから大高巻きが始まりました。

高巻き途中
u25D
2006/07/02 7:58:14

こんな感じです。

高巻き途中
F6(?m)たぶん幅広の滝
F6(?m)たぶん幅広の滝
u25D
2006/07/02 7:58:23

F5を巻いたら、下りるに下りられなくなり、大高巻きになってしまった。高巻く途中から滝(F6)が見えた。

F6その2
u25D
2006/07/02 8:00:00

この滝が山谷でいうところの核心の滝「幅広の滝」なのだろうか…

F6その2
エゾシカ
エゾシカ
u25D
2006/07/02 8:27:18

高巻きを終えて、沢に下りたら鹿がいた。

F8を越えて
u25D
2006/07/02 8:48:29

大高巻きを終えて、次に出てきた滝(F8 15m)の処理に苦労した。初見は、右岸側のルンゼを利用して中腹まで登り、そこから滝本体側に向かって斜登する。それほど難しくは思えなかったが、水量が多いので、前日に引き続きシャワーになりそうだった。他のメンバーは左岸側の草付きミックスを登るのが簡単そうとの意見。微妙な登りに思えたが、シャワー後の寒さを思うと、左岸草付きも悪くはないかな…と弱気な姿勢が判断を誤らせてしまった。(今から考えるとではあるが)中腹までは問題なかったが、最後の5mの岩と草付きミックスに苦労した。5m登って、テラス状のところでザックを置き、ロープを出す。そこからは空身で登ることとした。途中アングルを打ったが、今ひとつの効きで、だましだまし2mずり上がり、割り箸ほどの灌木でランナーを足す。効きの悪いアングルよりは信頼がおける。少し精神的に楽になった。がしかしそこからの3mがにっちもさっちも行かなくなった。アドレナリン全開で何とか登ったが、!☆の沢でこんな苦労するというのは、どう考えてもルート取りの誤りだ。やはり、ここは所見どおりのルート取りなのだろう。F8を越えると、源頭まで長く急傾斜の雪渓が延々続く。山行2日目の急傾斜の雪渓登りは、かなりこたえた。両足の筋肉が悲鳴をあげていた。

F8を越えて
conta960m二股手前の雪渓
conta960m二股手前の雪渓
u25D
2006/07/02 10:17:36

大高巻きとF8の処理に時間を取ってしまったこともあるが、遅々として高度が上がらない。10時30分には稜線に出ている計画だった…。

conta960m二股からその2
u25D
2006/07/02 11:44:28

登ってきた雪渓背後の山を写す。

conta960m二股からその2
conta960m二股からその2
conta960m二股からその2
u25D
2006/07/02 11:48:59

長い雪渓もここで終わった。conta960m二股は、ピークに直結しない左股を選んだ。前日、ピークを踏んでいる我らにピークは不要だった。

稜線
u25D
2006/07/02 13:04:14

楽古川側も源頭の藪はそれほどひどくなかった。沢型が消えてからは稜線に直上せず、下降ポイントとしていたconta1261とconta1249のコルを目指してトラバースした。最後尾の私は、途中でケモノ道を見つけ、それをりようしたら、それほど労せずに稜線に出ることができた。見えにくいが手元の時計で13時6分着。

稜線
下降ポイントへ下る
下降ポイントへ下る
u25D
2006/07/02 13:32:32

稜線上でしばし休憩。ほんの数分だったが、昼寝をした。気分も新たに下山。

下降沢
u25D
2006/07/02 14:00:08

conta1261とconta1249のコルに突き上げている沢の下降については、ふーちゃんの山行記録から情報を得た。ありがとうございます。素敵な下降沢です。コルから沢へは、しっかりした獣道がついていた。

下降沢
下降沢のガケマーク
下降沢のガケマーク
u25D
2006/07/02 14:22:25

conta1050~1000付近に記載されているガケマーク付近と思われる。ここの手前で小休止している時にはるか下部(沢が出てくる辺り)に黒い物体が見えた。登山者ではないかという声もあったが、日曜日の午後14時30分にこの沢を遡行してくる者がいるのか?やっぱ、熊でしょう。あれは。ホイッスルを吹きながら(時々自慢のノドをふるわせながら)下山。

conta740m二股の怪
u25D
2006/07/02 15:28:17

再びここに戻ってきた。私たちが下りてきた沢側に人工的な穴がたくさんあった。これは何なのか、こんな山奥のここに誰が何の目的でつくったのか?謎だ。

conta740m二股の怪
conta740m二股全景
conta740m二股全景
u25D
2006/07/02 15:29:02

先ほどの謎の穴は左股を入ってすぐの所にたくさんあった。

翠明橋P
u25D
2006/07/02 16:45:35

無事到着。お疲れ様でした。翠明橋公園のわき水には、ペットボトルを携えた人々が次から次へとひきりなしに訪れた。

翠明橋P
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